エクスペリエンス エディター リボンのパフォーマンスを改善する¶
エクスペリエンス エディター リボンのパフォーマンスを改善するために、Web アプリケーション キャッシュ (HTML 5 機能) を使用することができます。これによって、 js、 css、画像などすべてのリボンのリソースと、コマンドのリソースをキャッシュすることができます。
この章では、以下について説明します:
Web アプリケーションのキャッシュを有効化する
実行時にリソースを含ませる
Web アプリケーションのキャッシュを有効化する¶
Web アプリケーションのキャッシュはデフォルトで無効化されています。有効化するには以下の手順を実施します:
アイテムもしくはページのレイアウトのHTML タグにmanifest="/sitecore/shell/client/Sitecore/ExperienceEditor/Html5AppCache.ashx " を追加します。 例えば次のベースレイアウトファイル:WebsitesitecoreshellclientSpeakLayoutsLayoutsSpeakLayout.cshtml
実行時にリソースを含ませる¶
Sitecore.ExperienceEditor.Speak.Caches.ResourcesCache クラスを使って、実行時にリソースを含ませることができます。このクラスには、リソースを登録することができる 3 つのメソッドがあります:
Add (string url) - 指定されたリソースをキャッシュに追加します。
RequireCss (RibbonComponentControlBase component, string category, string url) - component.Requires.Css(category, url) SPEAK と Add メソッドを使用します。
RequireJs (RibbonComponentControlBase component, string category, string url) - component.Requires. Script (category, url) SPEAK と Add メソッドを使用します。
また、WebsitesitecoreshellclientSitecoreExperienceEditorWebAppCache.cache ファイルを使って追加のリソースを含ませることもできます。これは、独自のリソースを Web アプリケーションのキャッシュに含ませるだけで設定できます。
Web アプリケーションのキャッシュは、以下の時にリロードされます:
Sitecore インスタンスが再起動された時。
WebAppCache.cache ファイルが更新された時。