次のワークフロー状態にアイテムを移動

ワークフローの対象となるアイテムは、公開する前にすべてのワークフローの状態を通過する必要があります。新しいアイテムを作成すると、そのアイテムは自動的に初期のワークフロー状態に置かれます。アイテムは、ワークフロー コマンドを使用して次のワークフロー ステートに移動するまで、初期ワークフロー ステートのままです。

注釈

管理者は、これらのワークフロー状態のいずれかを上書きして、状態を介してアイテムを移動したり、任意の時間にアイテムを公開したりすることができます。

ワークフロー内にある既存のアイテムを編集すると、Sitecore はそのアイテムの新しいバージョンを作成し、ワークフローの初期状態に配置します。後日、このアイテムを再度編集する場合は、別のバージョンを編集することを指定しない限り、ワークフロー内のバージョンを編集します。

アイテムを編集して次のワークフロー状態に移動する

コンテンツ アイテムを次のワークフロー状態に送るには

  1. コンテンツ エディタまたはエクスペリエンス エディタで、関連するアイテムまたはページに移動します。

注釈

お使いの Sitecore のセットアップによっては、アイテムを編集したり、ワークフローのステータスを変更したりする前に、アイテムをロックする ( アイテムのロックとロック解除 ) ように促されることがあります。

  1. アイテムを編集し、変更内容を保存します。

  2. アイテムがワークフロー内にある場合は、利用可能なワークフロー コマンドが表示されます。

    • コンテンツ エディタの [レビュー] タブの [ワークフロー] グループ。

    • エクスペリエンス エディタでは、通知バーに表示されます。

次の例では、ワークフロー コマンド [送信] が表示されているため、現在のワークフローの状態でこのアイテムに適用 できる唯一のワークフロー コマンドです。

コンテンツ エディター

コンテンツ エディター

エクスペリエンス エディター

エクスペリエンス エディター
  1. 該当するワークフローコマンドをクリックして、次のワークフロー状態にアイテムを送信します。

  2. 表示されたダイアログ ボックスで、編集したページに関するコメントを入力し、[OK] をクリックします。

これでアイテムは次のワークフロー状態になり、通知バーに新しいワークフロー コマンドが表示されます。現在のワークフロー状態でアイテムを編集する権限がない場合は、アイテムをロックして 編集することはできず、ワークフロー コマンドは表示されません。

コンテンツ エディター

コンテンツ エディター

エクスペリエンス エディター

エクスペリエンス エディター

現在ワークフローにあるすべてのアイテムの概要を知るには、Sitecore ワークボックス ( ワークボックスのアイテムを確認する ) を開くことができます。