################################################################ エクスペリエンス エディター リボンのパフォーマンスを改善する ################################################################ エクスペリエンス エディター リボンのパフォーマンスを改善するために、Web アプリケーション キャッシュ (HTML 5 機能) を使用することができます。これによって、 js、 css、画像などすべてのリボンのリソースと、コマンドのリソースをキャッシュすることができます。 この章では、以下について説明します: * Web アプリケーションのキャッシュを有効化する * 実行時にリソースを含ませる ********************************************** Web アプリケーションのキャッシュを有効化する ********************************************** Web アプリケーションのキャッシュはデフォルトで無効化されています。有効化するには以下の手順を実施します: * アイテムもしくはページのレイアウトのHTML タグにmanifest="/sitecore/shell/client/Sitecore/ExperienceEditor/Html5AppCache.ashx " を追加します。 例えば次のベースレイアウトファイル:\Website\sitecore\shell\client\Speak\Layouts\Layouts\SpeakLayout.cshtml ***************************** 実行時にリソースを含ませる ***************************** Sitecore.ExperienceEditor.Speak.Caches.ResourcesCache クラスを使って、実行時にリソースを含ませることができます。このクラスには、リソースを登録することができる 3 つのメソッドがあります: * Add (string url) - 指定されたリソースをキャッシュに追加します。 * RequireCss (RibbonComponentControlBase component, string category, string url) - component.Requires.Css(category, url) SPEAK と Add メソッドを使用します。 * RequireJs (RibbonComponentControlBase component, string category, string url) - component.Requires. Script (category, url) SPEAK と Add メソッドを使用します。 また、\Website\sitecore\shell\client\Sitecore\ExperienceEditor\WebAppCache.cache ファイルを使って追加のリソースを含ませることもできます。これは、独自のリソースを Web アプリケーションのキャッシュに含ませるだけで設定できます。 Web アプリケーションのキャッシュは、以下の時にリロードされます: * Sitecore インスタンスが再起動された時。 * WebAppCache.cache ファイルが更新された時。